ジュネーヴ三田会は（故）倉知緑朗氏により１９７０年頃創設されました。 倉知緑朗氏は第二次大戦前に音楽（作曲）の勉強のためフランスに留学し、大戦勃発後も日本に帰らず戦時下をフランス・ドイツに過ごしドイツ降伏後スイスに逃れてきた方で、三田会創設以前から日瑞協会などでも日本とスイスの橋渡しに貢献してきました。 　　その遺志を継ぎ、小さいながらも国際都市として世界で重要な地位を占めるジュネーヴ、隣接するフランス領、及びスイスフランス語圏に在住する慶應義塾にゆかりのある方々の集まりで、留学生なども含め、卒業年次、社会的肩書きや職業、国籍、宗教等に関係なく＜慶應＞と言う基盤を共有し、独立自尊と相互尊重の精神で親睦・交流を深めることを趣旨としております。